わたしと推し

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【K-POP】Road to Kingdomについて語りたい その③

 ついにロトゥキン記事も最後になります。一年も経ってるし、Kingdomも始まったのに書ききれてない計画性のなさは酷すぎますね。前回のオネノプ記事はかなりの人に見ていただいたみたいで、感謝してもしきれないです。1日に300以上のアクセスをされる経験なんて滅多にないですからね。Twitterでも様々な人からコメントをいただいたりして嬉しかったです。壁打ちのつもりでも、やっぱりコメントをいただけるとモチベも上がりますしね。

さて、今回のテーマは「なぜドボイズはロトゥキンで1位になれたのか」でございます。

個人的な意見・考察になってしまうので、その辺はご了承ください。

 

 「2位」が「1番」になるロトゥキンのシステム

 私はロトゥキンにおける競演で「2位になれるチームが1番強い(強かった)」と感じていました。
 『「2位」なのに「1番」?矛盾しているじゃん!』と思いますよね。その理由を今からご説明いたします。

 ロトゥキンの投票システムをまずはおさらいしましょう。
 1次競演は出演者がそれぞれ自分の所属しているグループを除いた6グループの順位を投票し集計する方式でした。そして、2次・3次競演は競演者とファンダムから選ばれた視聴者がそれぞれ「上位3位」を選んで投票するシステムでしたね。

 ここで重要なのは、競演者の票ではなく視聴者による票です。
 プデュなどのオーディション番組を観続けてきた人間として分かるのは、(パフォーマンスの出来はどうであれ)ファンは推しに票を投じます。だって推しに勝ってほしいもん。ここから言えるのは、ファン投票3票の内「1票」は自分の推しグルに投票していることは間違いないはずです。

 よって、一位のみの投票だと差がつかないですよね。すると、ここで問題になってくるのは「2位と3位」です。2位と3位はサブで推しているグループがない限りは、「1回の視聴でパフォーマンスがどれだけ印象に残ったか」が判断の基準になってくるのではないでしょうか。つまりドボイズは「他のファンダムにとっても印象に残るパフォーマンスをしたから勝てた」のではないでしょうか。

 よって、ここからは「ドボイズはなぜ他のファンダムに印象を残せたのか」に焦点を絞って考察していきます。

 

①ストーリー仕立ての構成

 アニメやドラマ、漫画って1番盛り上がったところでその回を終わりにしますよね。なんでそうするかと考えると、視聴者・読者に「次はどうなるんだろう。早く見たい!」と思わせるためなのではないでしょうか。

 その考え方をロトゥキンの時のドボイズにそのまま持ち込むとすると、ほとんどの構成が最初はその時の状況説明→プロセス→結末になっているように思えます。

例として、

Danger:予告状→パフォーマンス→王冠を盗む

REVEAL:王冠の剥奪→パフォーマンス→王冠の奪還

という感じですね。

そしてロトゥキンにおけるドボイズのパフォーマンスの特徴として最後の文言が前回・次回と繋がっており、ロトゥキンを通して一つのストーリーを描いていました。他のファンダムでも「次はどういう展開になるんだろう」とか「どう繋げてくるんだろう」といった風に興味を惹いていたのではないでしょうか。そうすると恐らく意識的にパフォーマンスを見るようになる為、結果的に印象に残りやすかったと考えられます。

 

②「分かりやすさ」

これはさっきのと地続きの理由なのですが「こういうコンセプトでパフォーマンスしますよ〜!」って最初に分かっていると、パフォーマンスに集中できませんか?私だけですかね笑

私は多分注意が散漫というか、ちょっとでも引っかかりがあると気になってパフォーマンスに集中できなくなる節があるので、コンセプトに疑問が生じた時点でパフォーマンスが入ってこなくなります……。特にロトゥキンみたいに複数のパフォーマンスを見るような状況だと集中力がダダ下がりします。見たい気持ちはいっぱいなのに……😫

 そういう意味でドボイズのパフォーマンスは「見やすかった」と思います。毎回最初に文言が出てきて曲がかかる前にざっくりと状況説明してくれていたので。そこがカムバにおけるティザーみたいな役割を果たしていたのかなと考えられます。

 プロローグを見せられて理解できれば、曲がかかるその瞬間から結末へと向かう物語としてパフォーマンスを見ていけるため結果として印象に残ったのかなと思います。

 

③「画」を意識した構成

 パフォーマンスにおいて印象に残る部分っておそらく顔面のドアップではなく、引きのパフォーマンスなのではないでしょうか。 

 その点においてドボイズはこのパフォーマンスはこういう場面があったね!ってすぐ思い浮かぶような画が多かったように思います。

 REVEALはかなり多いような気がします。絵画のシーンとか台座に火をつけるシーンとかですね。

 曲全部のシーンをすぐに思い出すのは難しいですが「〇〇のシーン!」みたいな感じでラベリングした状態で記憶する方が印象に残りやすいため、そういったラベリングしやすいシーンが多かったことがドボイズ勝利の要因ではないでしょうか。

 

おわりに

ここまでツラツラと書き続け(しかも何度も下書きが消えた)Kingdomが終わってしばらく経ってるのに記事再掲という形になりましたが、ここまで書ききれて個人的には満足してます✌️

 Kingdomも視聴しましたが、割とこの考察もいい線いってるんじゃないかなって思いました笑

 約1年間タラタラと書き続けたロトゥキン記事にお付き合いいただき誠にありがとうございました。