わたしと推し

好きなものを好きなだけ喋り倒すブログです。基本的に韓国アイドルのお話をしています。

【K-POP】Road to Kingdomについて語りたい パフォーマンス編①

ご無沙汰してます、うめこです。前回から大分間が空いてしまいましたね…… え?放送から2ヶ月以上経ってるって?気のせいではないんですけど? 私が旬だと言って見ていれば私の中では旬ジャンルなので、未だにロトゥキンは旬ジャンルでございます。だからセーフです。

 そういえば、第2シーズン的位置づけがなされている「Kingdom」ですが、今期は白紙になりましたね…… このままフェードアウト、なんてこともありそうで怖いです。だって韓国のエンタメ普通にそう言うことするんだもん。嫌になっちゃうよね。好きだけど。笑 勝利を掴んだドボイズがちゃんとキングダムに出場するまでは死ねないので、エムネはちゃんとキングダム開催しろください!!!!!!!!!!

 

 さて、前置きはここまでにして本題に入っていきたいと思います。今回は私のK-POP大好きポイントである「パフォーマンス」について語っていきます!ダンスはど素人なのでほぼ感想になってしまうのですが(笑)、どうぞ最後までお付き合いください!!

 

「パフォーマンスについて語る」とは言いましたが、全部語るとなると論文クラスの字数でお伝えしなくてはならなくなるので笑、「特に琴線に触れた」パフォーマンスに絞ってお伝えしていきます〜

 

 

THE BOYZ「Danger」

 これを語らずにはいられません。私と同じ立場にいてこのパフォーマンスを語らないっていう人がいたら「本気で言ってますか?」と100回くらい尋問した後に鏡の前で自問自答させます。その頃にはきっとその人もこのパフォーマンスを語りますね。手段が怖い?きっと気のせいです。でも、それくらいのクソデカ感情をこのパフォには抱かざるを得ないのです。

ひとまずはフルバージョンでのパフォーマンスを見てください。

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見ましたか?見ましたよね?(圧をかける_な)

どんな感想を抱きましたか?

 私の抱いた最初の感想は「……ハ??」でした。自分の想像の範疇を超えてくると、人は言葉を失うんですね。一つ大人になりました。

 

 そう、このパフォーマンスは「なんかいっぱいすごいことが起きてる」の連続で気づいたら終わってるんですよ。しかも、彼らはすごいことは「すごいことのように見せずに」やってのけるんです。難しい事してる時ってその緊張感とかが伝わりがちなのに、それをこちら側に感じ取らせないのがすごい。

テーマ提示の上手なドボイズ

 またテーマを分かりやすく提示してくれているのも、高ポイントだなと思います。テーマをすんなりと理解できれば、その後はパフォーマンスに没入できますからね。まあ、「王の歌」というお題に適しているかは微妙ですけど……

ドボイズは引き算上手

   あと、とにかくドボイズは「引き算の上手なグループ」なんだなという印象も持ちました。

 このパフォーマンスの原曲を踊っていらっしゃるのはKPOP界の中でもトップクラスのダンススキルをお持ちのテミンさんでございます。しゃべくりで竹とんぼウーマンやってた方です。この方のダンススキルは本当にヤバイ。ウェーブとかアイソレの洗練されっぷりが特にヤバイんです。なんでそこまで動くの?

 さあ、テミンさんの話はここまでにしてドボイズに話を戻します。トンデモスキルをお持ちの方が原曲のステージ、どうなるんだろうと正直不安を抱きながら見ていました。でも、そんな心配は必要ありませんでした。彼らはほぼ原曲の振り付けのまま踊りきっていました。

 それに加えて、セットを上手く利用して部分的に少人数で区切っています。当たり前ですが、ソロの振りを12人がフル稼働で踊るとクドい印象を与える場合があります。また、グループが大人数になればなるほど視聴者は「群」として認識して見ることが多いかと思うので、少しでもパフォーマンスにバラつきが生まれると一気に締まりがなくなってしまいがちです。それを人数やカメラアングルでバランスを上手く調整し解決しているから飽きずに最後まで見れるのではないかと私は思っています。

 引き算は2サビがとても分かりやすいと思います。最初の2エイトはそのまま踊らずに引き算して(ヨンフンとニューくんのビジュアルで視聴者を惹きつけて)、3エイト目の特徴的な振りからまた本家同様に踊っています。

 そして3エイト目からの振りで一気にアングルがジュヨンさんに向くのも次の2エイトにむけての布石なんですよ!!恐ろしい。その2エイトは天井からのアングルで変化をつけ、机に寝そべり歌うサンヨンさんを際立たす為にほかのメンバーの振りはシンプルになっています。

 このあとは怒涛の群舞でクライマックスまで突っ走ります。

 味の濃い食べ物はそれだけだと最初は美味しくても途中で飽きたりするけれども、付け合わせや副菜で味のバランスを取っていれば最後まで飽きずに美味しく食べれますよね?まさにこのパフォーマンスはそれなのです。いわば、パフォーマンスの三角食べが行なわれているのです!!!!!!(伝われ)

 

ドボイズのパフォーマンスはフルカムも観よ!

 さて、このパフォーマンスの旨味を私なりに解説してきましたが、皆さん何か気になることはございませんか?

 そう、セットです。みんなが思ってるかは知りません(笑)。でも私はすごい疑問でした。「いつの間に机がドセンにあるんや……」とか「王冠はいずこへ……」とか。

 そんな人たちには是非!!フルカム版を見ていただきたいのです!!!!

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普通じゃ見られない部分が見られて楽しいのでオススメです。

個人的なポイントは以下の通りです。

・最初のジェイコブさんからキューくんに変わるアレで待機するキューくんが可愛い

・キューくんがソロで踊っている間にみんなが出てくるところとかも可愛い

・これを見て気づいたんですけど、ソヌくん(赤髪の子)は階段やったあとすぐに踊るチームの方に入っているんですね。鬼!!!!!

・問題の机ですが、2サビ3エイト目からこっそり移動してました。

・なくなった王冠はハンニョンちゃんがコソッと取って後ろ手で持ってました。可愛いねぇ

 

TOO 「Rising Sun」

  いやすごすぎない?まだ新人だぞ?チャンジュンの「新人じゃねぇ!」には、首がもげるくらい頷きました。なんだこのパフォーマンスは。そんな驚愕のパフォーマンスを見てみましょう!

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ちゃんと見ましたよね?(圧)

「新人」を利用したパフォーマンス

 TOOはデビューしたてのグループなので(あれ、当時デビュー前だっけ?)、当たり前ですがロトゥキンに出場している他のグループに比べると知名度が低いです。個人のレベルになるとさらに低くなってしまいます。

 そんな我々視聴者にとって未知数の存在であるTOOがステージで勝ち抜く為に出した答えは「群」で見せることだったのではないでしょうか。私は、個人がまだ認識されていないことを活かして意図的に「群」としてパフォーマンスしたのだと解釈しています。
 パフォーマンスを見てもらえばわかると思うのですが、ソロパートは1サビ後のラップのみになっています。3人ほどの少人数のパフォーマンスも「誰かを引き立たせる」というよりは「全員で魅せる」ことがメインだったと思います。冒頭部分やダンスブレイクから最後にかけてなんて、まさに「群」でした

 それに合わせてなのか、カメラも他のグループよりも寄りで映ることが少なかったと思います。一般的にメンバーを見せるという文脈で「分かりやすい」寄りという選択肢ではなく、とにかくTOOは全体を引きで見せることに重きを置いていました。

既視感を抱かせるパフォーマンス

 また、衣装や構成含めてこのパフォーマンスは「分かりやすい」「王道の」K-POPらしいカッコよさが追求されているとは思いませんか?

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  きっちり全員揃った赤のド派手スーツ!!!!!!!!よく分からん襷みたいなやつ!!!!!!!なんかいっぱいついてる勲章!!!!!!!!!Kポのナムドルが一回は必ず通っているであろう王道!!!!!!!!

 この王道衣装はまだ「フレッシュさ」「可愛さ」を武器にしがちな新人が着たからこそ、魅力が倍増したのではないでしょうか。おそらくロトゥキン最年長のペンタが着ても、新鮮味みたいなものは薄かったと思います。

 また、全体の構成も視聴者が「どっかで見たことがある……」と既視感を抱かせるようなものが多かったと思います。1サビ前の少しテンポが落ちる感じやメインボーカルを囲む立ち位置、横からフェードインしたり後ろから進軍(進軍)してきたりする構成はK-POPが好きな人なら既視感とそれに伴う親しみを抱きやすいんじゃないでしょうか。

 彼らは他の6グループよりもファンが少なく明かされている情報が少ない分、他のグループの人が見たときに何かしら引っかかりができるようなパフォーマンスを意識して作っていたのだと解釈しています。そして私は見事に引っ掛かりました。

 

あとがき(という名の休憩)

 さて、ここまで2グループのパフォーマンスについて書いてきました。実は3つのパフォーマンスをまとめてご紹介する予定だったのですが、そのパフォーマンスが好きすぎて2グループ分とほぼ同じ文章量になってしまったので、泣く泣く分割することにしました。私が多分一番驚いています。

ここにもリンクを貼っておくので、もしよろしければそちらも読んでみてください。パフォーマンス動画を見た感想なんかも教えてくれるとオタクはうれしいです。(強欲)

 

パート2はこちらからどうぞ↓

umeko-oshi.hatenablog.com

うめこ